令和9年1月分から貿易統計に9品目の細分を新設、パックご飯・即席味噌汁など
農林水産省は、令和9年1月分の財務省「貿易統計」から、パックご飯、即席味噌汁、ラムネ等の炭酸飲料など9品目の輸出実績をより正確に把握できるようになると発表した。これまで統計上は他の品目に含まれていた商品が対象で、輸出先や金額、数量が見えやすくなる。食品の輸出を考える事業者にとって、市場を選ぶ材料が増える。
ポイント
- 財務省「貿易統計」の令和9年1月分から、輸出統計細分が新設される
- 対象は包装米飯(パックご飯)、炭酸飲料、醤油加工品、即席味噌汁、冷凍ピザ・冷凍たこやき等、こんにゃく、牡蠣のむき身、カキフライ、干し貝柱の9品目
- 新設により、これらの品目の輸出先・金額・数量等のデータをより正確に把握できる
背景・解説
農林水産省は、2030年に農林水産物・食品の輸出額5兆円を目指しており、貿易統計をもとに品目ごとの輸出実績を分析して施策を考えている。
ただ、現在の統計ではパックご飯や即席味噌汁などの実績を正確に把握できない課題があった。そこで食品事業者や業界団体と意見交換を重ね、需要が高く輸出拡大が期待できる品目を特定し、統計細分の新設につなげたという。
お店への影響
対象品目を扱うメーカー、卸、EC事業者などにとっては、令和9年以降、輸出先ごとの動きをデータで確認しやすくなる。実際に統計が公表されるのは施行後のため、すぐに数字が見られるわけではないが、輸出先選びや商談資料づくりの準備を進める目安になる。
お店がやること
- 自社商品が9品目のどれに当たるかを、農林水産省の発表資料と照らして確認する
🔒 ほか3件の「やること」は会員向け
要点はSeiichi Studioが元の発表をもとに独自にまとめたものです。正確な内容は必ず出典をご確認ください。