マレーシアの1〜9月貿易額が30.1%増の2兆9,102億リンギ、過去最高
マレーシア統計局は10月19日、2026年1〜9月の貿易総額が前年同期比30.1%増の2兆9,102億リンギとなり過去最高を記録したと発表しました。日本との貿易も輸出入ともに増えており、同国と取引する日本企業にとって需要の追い風を示すデータです。
ポイント
- 貿易総額は2兆9,102億リンギ(約113兆4,995億円)で30.1%増。輸出1兆5,713億リンギ(34.0%増)、輸入1兆3,389億リンギ(25.7%増)、貿易黒字2,324億リンギ(前年同期の約2.2倍)
- 電気・電子製品の輸出は49.5%増の7,664億リンギで全体の48.8%。輸出先は米国が69.1%増の2,821億リンギで首位、輸入は中国が44.5%増の3,604億リンギで首位
- 日本との貿易は、マレーシアの輸出が18.3%増の680億リンギ、輸入が15.4%増の562億リンギ
背景・解説
ジェトロのビジネス短信によると、輸出拡大の背景には半導体需要の拡大、AI投資の増加、デジタル技術の普及があり、マレーシア投資貿易産業省(MITI)は製造業に加えて金属鉱石や液化天然ガス(LNG)の出荷増も寄与したとしています。
MBSB研究所は2026年通年の見通しを、輸出32.0%増・輸入26.0%増に上方修正しました(前回は輸出18.9%増・輸入13.0%増)。一方、サプライチェーンの混乱やコスト上昇、貿易摩擦の再燃が下振れリスクとしています。なお円換算は同記事の1リンギ=約39円に基づく概算です。
お店への影響
マレーシアと取引する日本企業にとっては、同国の貿易全体が拡大するなか、日本との取引も増加傾向にあることが確認できます。ただし電気・電子分野に偏った成長であり、今後は供給網の混乱や貿易摩擦が見通しを左右する可能性があります。
お店がやること
- マレーシア向けの輸出入がある場合、自社の取引先が電気・電子分野の需要拡大の影響を受けているか確認する
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要点はSeiichi Studioが元の発表をもとに独自にまとめたものです。正確な内容は必ず出典をご確認ください。